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NET(神経内分泌腫瘍)の診断

病理組織診断

NETの性格はおとなしいものから活発なものまでさまざまです。病理組織学的検査は、腫瘍から採取した生検組織や手術によって切除した組織を用いて、腫瘍細胞の性質を顕微鏡で詳しく調べる最も重要な検査です。なお、NETの診断には、のような神経内分泌細胞に特徴的なマーカーが使用されます。

主な検査項目

1. 組織学的分化度
2. 腫瘍の増殖能
3. 腫瘍の拡がり、転移

図:神経内分泌細胞

神経内分泌細胞

表:NETの主な診断マーカー

NETの主な診断マーカー 分布場所
組織学的分化度を
調べる診断マーカー
クロモグラニンA 内分泌顆粒
シナプトフィジン シナプス小胞/内分泌顆粒
神経特異エノラーゼ(NSE) 細胞質
CD56(Neural Cell Adhesion Molecule:NCAM) 細胞膜
ソマトスタチン受容体 細胞膜
ホルモン 細胞質など
細胞増殖を
調べる診断マーカー
Ki-67/MIB-1陽性率
核分裂像数

ご監修:
東北大学大学院 医学系研究科 医科学専攻病理病態学講座 病理診断学分野 教授 笹野公伸 先生

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