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手術療法

NETの診断がついたら、先ず何よりも肝転移や大きなリンパ節転移がないかどうかを調べるために、CT検査などの画像診断をします。 それぞれの患者さんで、NETの部位や大きさ、転移の有無などによって適切な術式が選択されます。 手術は、NETの治癒が得られる可能性が最も高い治療です。
患者さんに症状がない場合でも、膵臓に発生するNETは、なるべく早期に切除した方がよいとされています。 2cm以上になると肝転移する率が高いからです。消化管NETも見つけ次第、1cm以下のものは内視鏡的切除法で、それ以上の場合にはリンパ節とともに外科的切除術で切除した方がよいとされています。
なお、手術の効果を血清クロモグラニンA値というNETから産生されるタンパクの変化で調べる試験研究が、現在進行中です。

肝転移がある場合

肝転移の個数と発生部位を検討して、主病巣と一緒に肝臓に転移したNETを外科的切除するかどうかを判断します。
NETの場合には、膵がんや十二指腸がんと違って、ゆっくり増大して浸潤性も比較的弱いので、通常CT画像に映った腫瘍を全て切除できる場合には切除することで、生存期間を延長できると考えられています。 特に、肝臓の右葉や左葉に限局している場合には主病巣と共に切除することで、根治する場合もあります。

肝転移がない場合

正確な腫瘍の部位を診断した後、手術して切除することにより治癒できます。

ご監修:東京大学大学院医学系研究科腎臓・内分泌内科学 高野幸路 先生

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