NETの治療は、手術による腫瘍の切除が基本です。転移などのため腫瘍の切除ができない場合は、症状の緩和を目的として薬物療法が行われます。治療方針は、腫瘍の状態や悪性度、転移の状況、患者さんの年齢、合併症の有無などによって選択されます。
| 治療方法 | 内容 | |
|---|---|---|
| 手術療法 | 完全切除 | 原発巣を完全切除した場合、治癒の可能性が最も高い。 |
| 減量手術 | 完全に腫瘍が切除できなくても、転移巣を含め可能な限り腫瘍を切除する。 | |
| 薬物療法 | ソマトスタチンアナログ | 症状コントロールに効果が高い。 |
| インターフェロン-α | 症状コントロールに効果がある。 | |
| 抗がん剤 | 抗腫瘍効果がある〔ストレプトゾシン(国内未承認)など〕。 | |
| 対症療法 | 症状を軽減する(プロトンポンプ阻害薬など)。 | |
| 肝転移に 対する治療 |
転移巣の切除、ラジオ波焼灼術、肝動脈塞栓術(TAE)、肝動脈化学塞栓術(TACE)、放射線照射、薬物治療 | 肝転移の個数や場所により治療を選択する。できるだけ腫瘍体積を少なくする。 |
ご監修:東京大学大学院医学系研究科腎臓・内分泌内科学 高野幸路 先生


