神経内分泌腫瘍(Neuroendocrine tumor: NET)とは、神経内分泌細胞に由来する腫瘍の総称です。 NETは膵臓、下垂体、消化管(胃、十二指腸、小腸、虫垂、大腸)、肺、子宮頸部など全身のさまざまな臓器に発生します(図)。 膵臓の腫瘍は膵内分泌腫瘍、胃や腸の腫瘍は消化管カルチノイドと呼ばれることがあります。 また、ホルモンや生体アミンなどを作ること、あるいは作る能力を持つことが特徴であり、消化管ホルモン産生腫瘍とも呼ばれます。 NETは産生するホルモンの種類、病理組織像、遺伝性などさまざまな側面から分類されます。
図 NETの発生する場所
ご監修:京都大学名誉教授、関西電力病院学術顧問 今村正之 先生


